失敗と後悔とこの先
どうも音楽家マカです
今朝は起きて早々、SNSで人の投稿を見て過去の自分の粗相を思い出してしまい悶えていました
以前私は某有名オーケストラのアカデミーに所属していました 〜留学9か月目で手に入れた夢の始まり〜 と思いきや、それ以上華ひらく事なく、これがドイツで受かった最初で最後のオーディションとなってしまいました
オケの経験が殆どない、ドイツ語もままならない状況ではじめたアカデミー
難ばかりでした
コミュ障で頑固でただただプライドの高い私はこのアカデミーで数々の失敗から自己否定の世界に入っていき、最終的には心を病ませてしまうのでした
あの時は長い目で考える事なんか出来ず、失敗を重ねてオーディションにも受からない現実を受け入れる事なんかもちろん出来ず、〈あの時の私〉を認めてもらうために必死でただただもがいていました
ただただ、もがいていた、だけ
今振り返れば必要な努力をしていなかったのは明確で、いまは、昔には想像もしていなかったあの頃の私に言わせたら「悲しい」現実と向き合っています
思い返せば未だに辛くて、まだ傷は完全には癒えておりません
苦しくなるのは彼らからの信用を失ってしまったと思ってるのが原因で、本当に全く信用がないのかどうかは本人達にしか分からない事なのに
今は出来るようになったよ、と示すのに一番簡単なのがオーディションに所属する事だと思ってしまっていて
年齢的にも、家庭もあるしで、もうチャンスがないからこそこの考えは捨てないといつまでも心は癒されないんだけども・・・
それでも今はだいぶ自分を許し、価値観も変わってきました
「病む」って言葉だけで済ませてたけど、書き出したら少し整理されて見えてきました
信用してもらう為の他方法を見つけないといけないですね